ドレスを着た男子

”いつもの自分”にも、着がえは必要――みんな、ちょっとはそう思ってる。

イギリス児童文学界期待の新星(実は人気コメディアン)のデビュー作。

【訳者より】サッカー男子でありながら、実はドレスを着るのが好きな「普通の男の子」が主人公。家を出ていった母さん、怒りっぽい父さん、冷静な兄さん、そして、小学校の仲間たち……個性豊かな登場人物たちの鮮やかな言動に、訳しながら心を奪われました。読み返すと、いつも同じページで涙が出そうになります。ロアルド・ダール作の児童書への挿絵などで名高いクエンティン・ブレイクによる素敵なイラストも一緒にお楽しみください。


著者: デイヴィッド・ウォリアムズ
画:  クェンティン・ブレイク
訳者: 鹿田 昌美
福音館書店